2015年5月25日月曜日

スプーンについて。

先日「なぜスプーンだったのですか?」と質問をいただきました。

スプーンは私たちがこの世に生まれてから一番初めに
自らが手に持ち使う道具のひとつであると思います。
そして夢中で日を過ごし、その生を終える日が段々と近づいてきたときにもまた
自らが手に持ち使おうとする道具のひとつであると思います。
生きている時間の中で生活の中からその時々必要なかたちに姿を変え
私たちが食べること、生きることを支えてくれている
この小さな道具に私たちは魅了されるのです。

昔から変わらずつかい続けられているものはそれだけで素晴らしい。
そしてそれに今必要な要素をプラスしたものも然りだと思います。


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